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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2015年06月26日

上杉房能公祭



本日6月26日は露天風呂の日だそうです。


おはようございます、松之山温泉 和泉屋の宿六です。



さて。

明後日、6月28日に「上杉房能公祭」が行われます。


越後=上杉は、かなりの人が結びつくと思いますが、

上杉房能って誰?

という感じだと思います。


上杉房能は室町時代の守護大名で越後守護だった人物です。

上杉謙信は有名ですが、謙信は長尾姓であって長尾家は守護代でした。

上杉房能が守護だったときの守護代が長尾能景。

能景の死後、子の為景が房能に反旗を翻します。

追われた房能は松之山の天水越で自刃。

そのため松之山に房能の塚があるのです。

落ちてきた房能は遠くに見える信濃川の石が敵兵に見えて観念したそうです。

その悲しい物語は「管領塚物語」として伝えられています。











長尾為景は謙信の父です。

そう考えると時代が分かると思います。

為景の反乱は「下剋上」の最初の例と言われています。


上杉房能の時代、松之山温泉も歴史に登場します。

房能の娘がはれものの治療のために

松之山温泉で湯治したという記録が残っています。


房能の妻はその後、柏崎に逃れて舞を伝えたと言われています。

それが「綾子舞」です。


というわけで、

上杉房能公祭では講談師 神田愛山氏による「管領塚の由来」や

国指定重要無形民族文化財の綾子舞が披露されます。

詳しくはこちらのチラシをご覧ください。

http://www.matsunoyama.com/kankou/uploads/H27fusayoshikou_maturi.pdf


入場は無料ですので是非お出かけ下さいませ。

2007年には上杉房能500年祭が行われました。

そのときの様子はこちら。

http://izumiya.blog4.fc2.com/blog-entry-836.html

綾子舞、素晴らしかったですよ。

存続が危ぶまれたのですが、

地元の中学生を中心に伝えらえているとのことです。



本日の松之山温泉は曇り。

涼しい朝です。






あちゃの。



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Posted by 松之山温泉 和泉屋 at 09:46Comments(0)イベント