2015年12月07日
あんぼ作り
冬支度は今週が勝負!
こんばんは、松之山温泉 和泉屋の宿六です。
去年の反省を踏まえ、雪が降る前に…
とかいいつつ、この時期にやっている時点で反省していませんが(笑)
さて。
先日、食育の講座があってお邪魔してきました。
「あんぼ作り」です。
あんぼとは?
ですよね(^^;)
あんこや菜っ葉の炒め物を具にした米粉の団子です。
信州のおやきは有名ですが、おやきは小麦粉。
あんぼは米粉を材料としています。
今は稲作技術が発達して売り物にならないお米はあまり出ませんが、
かつてはそんな米がたくさん出たんだそうです。
「たてせんの下」といいます。
米の選別をする際にふるい落とされた米のことですね。
しかし米は米です。
それを米粉にして、あんぼとして食事やおやつとして食べていたんですね~。
というわけで、一家に一台あるのがこれ。
あんぼ鉢ですね(^^)
まぁ、あんぼに限らず、そばを打ったり、うどんを打ったりするのでしょうが、
「あんぼ鉢」です(笑)
米粉を入れ、熱湯を入れながら混ぜていきます。
熱湯を入れることで粘り気が出て、まとまるんだそうです。
小麦粉だったら水でいいのですが。。。
このように皮を作り、なかに具を入れます。
これで完成。
そして茹でます。
浮き上がってきたら完成とのこと。
茹でるほかに、蒸すという方法もあります。
いったん火を通したあんぼは、食べる前に囲炉裏で焼くんです。
この日は茹でている段階で仕事のため中座。
完成を見ずに帰ってきてしまいました。。。(^^;)
あんぼは今、お菓子感覚でお土産で手に入ります。
温泉街のお土産屋さんでもたまに売っていますよ。
松之山の郷土食、是非お試しください!
本日の松之山温泉は晴れ。
いい天気でした!
あちゃの。
よろしくお願いします
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Posted by 松之山温泉 和泉屋 at 17:32│Comments(2)
│山の幸
この記事へのコメント
郷土食「あんぼ」良いですね(^o^)
米を全て使いつくす日本人の知恵が「米粉」です。
あまねく日本人が米のご飯を食べることができるようになったのは第2次大戦中に米の配給制度ができたからです。
それ以前は瑞穂の国にっぽんといえども全国民が平等に
白飯を食べることなどできなかったのです。農家にとって米は
大切な商品です。生計の大元です。売って現金にするのが目的で稲作をするのですから、その米を食べるわけにはいかないのです。そこで商品にならない米をどうにか食べる工夫が
「おやき」や「あんぼ」などという全国で色々見られる郷土食になったのです。元々のおやきは小麦ばかりではなく混ぜる物があれば何でも混ぜました。米粉も入れたのです。そうやって私達の先祖は生き延びてきたのです。郷土食には色々な教訓を私達に伝えてくれているのです。
などと、わかったようなことを書き込んでいる越後OYAJIです
写真の「あんぼ」うまそうですね(^o^)
米を全て使いつくす日本人の知恵が「米粉」です。
あまねく日本人が米のご飯を食べることができるようになったのは第2次大戦中に米の配給制度ができたからです。
それ以前は瑞穂の国にっぽんといえども全国民が平等に
白飯を食べることなどできなかったのです。農家にとって米は
大切な商品です。生計の大元です。売って現金にするのが目的で稲作をするのですから、その米を食べるわけにはいかないのです。そこで商品にならない米をどうにか食べる工夫が
「おやき」や「あんぼ」などという全国で色々見られる郷土食になったのです。元々のおやきは小麦ばかりではなく混ぜる物があれば何でも混ぜました。米粉も入れたのです。そうやって私達の先祖は生き延びてきたのです。郷土食には色々な教訓を私達に伝えてくれているのです。
などと、わかったようなことを書き込んでいる越後OYAJIです
写真の「あんぼ」うまそうですね(^o^)
Posted by 越後OYAJI at 2015年12月07日 22:26
残念ながら、口には入りませんでした(^^;)
しかし、子供たちにこういった食文化を伝えるのは大切なことですね!
しかし、子供たちにこういった食文化を伝えるのは大切なことですね!
Posted by 松之山温泉 和泉屋 at 2015年12月10日 14:31